☆平成29年4月29日(土)もう最後の追い込み中にお邪魔しました。おお!「玄関からの踏み込み」と「LDK」を今流行の『古材調CFシート』で、新しくも馴染み感のある空間演出で来ましたかぁ~。今どきの「お洒落」と「実用」を兼ねた演出です。
これは「寛げる空間」を、安価(本物の古材フローリングと比べて)で創る時の常套手段と言われるくらい『古材調CFシート』は、もともと店舗空間の演出で昔から使われていたものですが、最近では住宅でも使われ『古材調CFシート』の疑似古材によるアンティーク感、馴染み感を出すことによって、特に奥様等女性に人気があって、綺麗にいかにもピカピカの新品調であれば、やはり汚すこと、汚してしまうことに気を使う、どうしても無意識にいらない気を使い、せっかく新居に引っ越しをしたものの、なぜか何か気の休まる感じがない。と、いうような本末転倒な事のないように、特に配慮したお洒落系のCFシートとでもいえばよいのでしょうかね。
たとえば、LDKのソファーでご主人様が『宅呑み』して、ゆっくりと十分に寛げて、明日への鋭気を養う、癒やしの空間演出として最適なんです。手抜きやズボラを推奨する訳ではありませんが、少々のゴミや埃なども全く目立ちようがなく、むしろ、自然と傷を付けてしまったりしても、逆に味わい深くなる気楽さがあるんですね! こうした建築のプロの『空間のマジック』が、ご入居者様の肩の力をぬいた気楽さを引き出し、それが日常生活でよい仕事をするんですね! 奥の洋間6帖ですが、「ええっ、これ、デザインクロス?」と、聞きましたら、大家さんが無難な感じで・・・。と、言われたらしく、大胆なことは出来なかったみたいですね。それでも各部屋、近づいてよく見ると、やはり、少しづつ、地味に模様等のデザインが違っています。全体としての統一感はあるものの、実際に住まう段階になれば、よほど鈍感な方でなければ、その違いを「皮膚感覚」で感じると思います。これもまた手抜きのない詰めた仕事の結果なのでしょうね。おっ、LDKの端だけが、誰にでも分かる「デザインクロス」ですよね。あと、洗面化粧台も新品でとても綺麗になっていました。もちろん、シンクもすべて新調ですよ。
ご入居者様が喜ぶ住み心地のよい癒やしの居住空間を、短期間で創造してくれてよかったと思います。さて、これから最後のツメに入るようですね。もう、ひと頑張りをよろしくお願いいたします。
ご入居者様の立場に立って、お住まいになられる姿を想像して、熱意を込めて仕事をするということは本当に大事だなと思います。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。