☆フォトログ記事で、『非言語系情報が圧倒的に多い』と書いていますが、これはどういう意味ですかぁ?というご質問をいただきましたので、今回はこの詳しい説明をしてみたいと思いますねっ。
人の脳には左脳と右脳があって、それぞれ違う役割を果たし、左脳が言葉、数、線、リスト、論理、分析(言語系情報)に対して、右脳がリズム、色、形、空間、イメージ(非言語系情報)などをつかさどるといわれています。
また、人はどちらかの脳の使用に片寄る傾向にあるらしく、使っていない脳の機能を使い潜在能力を引き出すことが求められ、この両脳というか、全脳をバランスよく使うのが、最近の研究ではどうもいいようなのです。(詳細はご自身でお調べくださいね。)
写真表現においても、目の前の心動かされる空間や光景をどう表現するのか?ということを、ごく普通に考えるわけですから、右脳を使うということになるのだと思います。
ここで、分かりやすくするために、引用事例を挙げて考えてみましょう。
阿部秀之先生の「そうだったのか!一眼レフ」(アサヒカメラ)P86~89、撮影をシステマチックに考える(銀塩撮影の記事ですが、基本は同じです)をご覧いただきましょう。
画像(記事)は、右から左へ順にクリックしてP86~89をお読みいただけます。P87には、撮影のためのプロセスチャートがあり、被写体の発見から、撮影、撮影後の確認までそれを詳しく解説するために、非常に分かりやすく論理的に書かれています。
でも、写真撮影のベテランならともかく、写真の初心者ですぐにこれらをひとりでマスターし習得するのは難しいですから、撮影現場でケーススタディで各プロセスチャートで書かれてあるような、被写体の見極めや思考を、撮影するところや撮影画像を現場で生でお見せすると、非常に分かりやすく伝わりやすいので、「非言語系情報が圧倒的に多い」と言っているんですねっ。
写真撮影や表現の楽しさが、ゆったんさんに最短最速で伝わればといいなぁ~と思ってやっています。 これでお分かりいただけましたでしょうかぁ。 また、ご質問があれば遠慮無くご連絡くださいね。(^o^)