☆この時期、大阪城公園梅林は大勢の人々が訪れ、大阪の春を告げる種々の梅花を楽しまれる方が多いのですが、ここ数年、絵を描かれる方も倍増、写真をデジタル1眼レフで撮られ楽しまれる方(30~40代)も、相当数増えているような感じがします。
もちろん、ここ大阪城公園梅林では従来の銀塩1眼レフで梅の花を三脚+マクロ撮影で楽しまれている方(50~60代)が主流でしょうか。当然、セミプロのような方もいらっしゃって、それぞれが、撮ろうとしている被写体やテーマが違いますが、非常にリラックスして、楽しんでいらっしゃることは確かなようです。
とむすけはどうかと言いますと、今回、梅そのものではなく「めじろ」(小鳥)を撮る♪というテーマでいきましたぁ。 最近はコンデジばかり使っているので、デジタル1眼レフの出番がなく、たまにはローテーションを組んで使わないと、デジタル1眼レフ(α700)が萎えて(調子を崩したり故障する)しまうのを防ぐ意味もありますし、三脚等使わないデジタル撮影技法を考慮した、撮影テーマにあうシチュエーションということでα700を使いました。
撮影するには少々暗い場所や条件の時は、積極的にISO感度を上げるなどして、レスポンスよく、「めじろ」を、そっと静かに(ナチュラルに)追いかけて、あとは、カメラの高性能(秒間5コマ)に頼った数撃ちゃ当たる作戦(笑)、撮影に失敗した画像はどんどん消去(現実には、PCに画像データー吸い上げてから消去)し、OKのコマを残すといった消去法です。
普通のスナップ写真や風景写真撮影などは秒間5コマの連射もあれば、もう、十分すぎるくらいですが、「めじろ」などの小鳥を撮影する場合は、シャッターチャンスを思うと、もっと連射速度が高くて、フォーカスの精度が高いカメラが、正直、欲しくなってしまいますね。(笑)
そして、レンズは望遠ズームを使いますが、高性能な高い値段のするレンズを使うのは、やめて、安くてよく写るレンズで、痛快に撮る♪というのが流行のようですので、とむすけ超オススメのシグマAPO70-300mmF4-5.6DG MACROでの撮影です。APS-C撮像素子のデジ1なので、35mm換算で105-450mmの望遠ズームとなります。撮影のほとんどが、最大の450mm相当で撮影しました。
現在の実売2万円くらいです。今までに同クラスのレンズを何本か使ってきましたが、実にシャープな望遠写真が撮れますからね。デジタル用の新設計のレンズで、開発、設計者の気合いが相当入っていることが伺えます。
まぁ、理屈はともかく、大阪城梅林「めじろ」の写真をお楽しみいただきましょう~。(^o^)
どうでしょう。ブログ用に多少画像を加工していますが、ここまでシャープに写ります。めじろの質感が分かるでしょうかぁ~。梅香まで馨しく漂う感じが、いたしますでしょうかぁ~♪
☆おまけスペシャル。
セミプロの写真愛好家のおじさんたちが、少々マニアックな芸術写真を追求されているようですので、こちらから話かけてみました。
←お話を伺うと、「ジヨウビタキ」(メス)のホバリング写真を、この時期に追求されているらしく、週に1度9:00~16:00まで撮影されているご様子。もう、4年も通い詰められて、相当数の写真を撮られたとのこと。
「ジョウビタキ」の習性や撮影技術のお話を伺いながら、とむすけも仲間に入れていただき、約1時間(15:00~16:00)撮影させていただきました。(^o^) ありがとうございましたm(_ _)m セミプロの写真愛好家のおじさんたちは、公の撮影現場での撮影は非常にフレンドリーで親切な方が多く、やさしいのが特徴なんですね♪
これが、被写体の「ジョウビタキ」(メス)です。
枝つきのツバキの花を立てて、釣り用のエサを花の中に仕掛けておられます。梅の枝から、ジョウビタキが急降下、ホバリングし、捕虫する瞬間がシャッターチャンスです。セミプロのみなさんは、三脚を立て、ツバキにフォーカスを合わせ、シャッターレリーズを手に、梅の枝から飛び降りた瞬間にシャッターを連射して撮影するという方法です。 飛び入り参加は、とむすけの他、2~3名いらしたようで、三脚がないので手持ち(難しい)でのジョウビタキ撮り初挑戦となりました。
ホバリングの羽が美しく扇子が開いた状態で、足が花にかからず、顔がこっちを向いていて、目にアイキャッチが入るのがいいとか……。そういう美的に芸術的に理想の絵を、とことん追求する世界のようなんですねぇ~。(実際には、奥深く難しいものがあるということが、分かります。)
さらに、「僕らは、何枚も傑作や秀作を撮り続けているので…」と、飛び入り参加の方々に細かいレクチャー並みの楽しいアドバイスや作品を披露していただいて、撮影のセッティングまでいただいたり、本当に感激ものでしたぁ~。 とってもおおらかで器が大きいんですねぇ~。とむすけも、こうありたいものです。 撮影そのものもなれないと少々難しいでしょうかぁ。 また、機会があれば参加させてくださいねっ。
※撮影メモ ISO800 シャッタースピード1600(手ぶれ防止や羽が止まって写る) マニュアルフォーカスでツバキに置きピン ジョウビタキが背後の梅の枝から、ツバキに向かう瞬間にシャッターを切る早業。 実際には、撮影時には肉眼でどのように写っているかは、分からないんですね。
今日は「めじろ」撮影だけに止まらず、ありがたい貴重な「ジョウビタキ」撮影体験までさせていただけました。 みなさまどうでしたでしょうかぁ~。お楽しみいただけましたでしょうかぁ。(^o^) いつもご覧いただきまして、心より感謝いたします。m(_ _)m